【アコギが弾きづらいって方へ】弦高について
こんにちは。
新生活が始まったみなさま、いかがお過ごしでしょうか。
この時期は気候の変化で体調を崩しやすい時期なので、体調にお気をつけくださいね。
本日はアコギあるあるを。
アコギを弾いたときに
あれ?なんかめちゃ押さえにくいぞ?
なんか弾きづらい。。。
そんな風に思ったことありませんか?
そんなギターに限って、弦高(フレットと弦の間の長さ)が高いギターだったりします。
分かりづらいという方の為に写真を用意しました。
こちらです↓
フレットと弦の間が離れすぎているのが分かりますか?
本来であればフレットと弦の長さは2.5㎜ぐらいが標準的です。
なぜこんなことになっているのかというと、ギターは木でできているので、湿気などの水分を含んでしまいます。そうなるとギターのネックが反ってしまい、弦とフレットの間が近くなりすぎたり、離れすぎたりします。
また、何年も弾いてないギターなども弦の張力により反ってしまう事があります。
なので普段からの手入れが重要になります。
俺のギターまさしくその状態だーー!!
貰ったギターその状態です!!
そんな方々。安心してください。
直せます!!
まずは、反り方が「順反り」と「逆反り」と2種類ありますので、どちらに反っているのかを把握しましょう。
順反りは、弦のテンションによって弦に対して弓なりにネックが曲がっている状態。
逆反りは、順反りとは逆にネックが曲がっている状態。
確認方法は、まずチューニングを行いその状態で1フレットと最終フレットを手で押さえます。
その時に、12フレットを叩いてみて、その隙間が約0.3~0.6ミリ位であれば正しいネックの状態となります。わずかな隙間があれば理想的です。
目視で明らかに隙間がある場合が順反り。隙間がない場合は逆反りという事になります。
では、調整方法について説明します。
アコギのサウンドホールのネックの方向を覗くと、ネック調整用の穴が開いていませんか?(もしくはアコギのヘッド部分のプラスチックのカバーを外すとあったりします。)
ネックの反りを直すには、この穴に六角レンチという道具をはめてゆっくり回していきながら、トラスロッド(ネックの木の中に入っている金属の棒)を調整する作業が必要です。
まずは弦を緩めてから
ギターによって調整効果はバラバラなので、だいたい45度くらいを目途にゆっくりと…
・順反りの場合は時計回り(締める)に回します。
・逆反りの場合は反時計回り(緩める)に回します。
あとは繰り返しの作業です。
チューニングして、確認して、弦を緩めて、ゆっくり回す。
こういうちょっとした調整だけでも、弾き心地は全然変わります。
このほかにも”ブリッジサドルによる弦高調整”もありますが、それはまたの機会に。
ただ初心者の方が自分で調整するのはハードルが高いと思うので、お近くの楽器店へ持ち込まれることをおすすめします。
アコギあるあると言いましたが、エレキギターでもネックの反りはありますので
確認してみてはいかがでしょうか?
初心者でどんなふうに進めていけばいいかわからない。
うまくなりたい!
といった方は無料体験レッスンもございますので、是非お問い合わせください。